【お乳岩の伝説】海の姫「豊玉姫(トヨタマヒメ)」が出産の時に中を覗かないようにと告げ、産屋に入ります。しかし、つい覗いてしまった夫が見たのは大きなワニ(サメや龍とも言われています)。豊玉姫は出産の時は本来の姿に戻らなくてはならいからです。その姿を見られた豊玉姫は子供を置いて去ってしまいました。その時、豊玉姫がお乳を洞窟に張り付け、そこから滴りおちる水をお乳代わりにして、子供は無事育った。
今では妊婦さんが舐めるとお乳がよく出る、さらに赤ちゃんがよく育つようにと、お乳水でつくった「おちちあめ」をお守り代わりに求める方が多くいらっしゃいます。